【開業医の父、娘の中学受験に伴走する】時間は作れる?仕事と受験伴走の両立【part2】

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👨‍⚕️ 開業医の父、娘の中学受験に伴走する Part 2(時間創出・両立編)
【part2】時間は作れる?多忙な仕事と受験伴走を両立させた「時間創出術」

「仕事が忙しくて子どもに向き合う時間がない…」
多忙を極める開業医の日常で立ちはだかった「時間の壁」。時間は『空く』のを待つのではなく『作る』と腹をくくり、朝の「おしながき」と夜の「ポモドーロ・リレー」で限られた時間を最大効率化した実践記です。

💡 この記事で伝えたいこと(3つの工夫)
  • 「時間は作るもの」という覚悟への転換: 仕事以外の余暇を集中して親子のプロジェクト(受験伴走)へ投入。
  • 朝の「おしながき」×夜の「ポモドーロ」リレー: 不在時のタスク共有と帰宅後の集中サポートの完全連携。
  • 「完璧を目指さない」優先順位の見極め: 時間制限があるからこそ「今日やるべき重要タスク」に絞って短時間で質の高い関わりを徹底。

「診療では患者さんの人生に向き合っている。では、我が子の人生に向き合う時、私は何ができるのか。」

前回、娘の中学受験において「管理者」ではなく「伴走するプロジェクトメンバー」になる決意をしたことを書きました。しかし、いざ伴走しようとした時に立ちはだかったのが、圧倒的な「時間の壁」でした。

前回のおはなし
【開業医の父、娘の中学受験に伴走する】受験は子どもの戦いではなく、親子のプロジェクトだった【part1】
【開業医の父、娘の中学受験に伴走する】受験は子どもの戦いではなく、親子のプロジェクトだった【part1】

すべての余暇を「親子のプロジェクト」に注ぐ覚悟

開業医の日常は、表から見える診療時間だけでは終わりません。カルテの整理、スタッフのマネジメント、地域の医師会の仕事や経営者としての決断など、見えない業務が山のようにあります。

「仕事と受験伴走の両立なんて、本当にできるのだろうか?」

それが私の正直な思いでした。しかし、娘の伴走をすると決めた以上、時間は「空く」のを待つのではなく、「作る」しかありません。

それまで私は、仕事終わりに外へ飲みに行くことも多々ありましたが、受験本番までのこの1年間は、仕事が終わればほぼ家に直帰する生活に変えました。休日の朝は、私が娘を起こして一緒に朝食をとり、その日の予定を立ててから机に向かう。振り返ってみれば、仕事以外の時間のほぼすべてを、この受験サポートというプロジェクトに注ぎ込んでいました。

家族をつなぐ「おしながき」と、夜のポモドーロ

とはいえ、平日に私が娘の勉強に伴走できるのは、実質的に夜のわずかな時間しかありません。

私が仕事を終えて帰宅するのは20時頃。娘も塾があるため、一緒に机に向かえるのは早くても21時からでした。

この限られた時間を最大限に活かすため、我が家ではある工夫をしていました。

毎朝、私がその日にやるべきタスクを「おしながき」として書き出しておくのです。私が仕事で不在の間は、妻がそのおしながきに沿って娘の学習を見守ってくれました。そして夜、私が帰宅してからは、残ったおしながきに優先順位をつけ、こなせるだけこなしていくというリレー方式です。

勉強の進め方には「ポモドーロテクニック」を取り入れました。45分集中して勉強し、15分休憩する。これを1セット(1時間)とします。

小学生の集中力を持続させるには、このリズムが最適でした。平日は時間的に多くても2セットが限界でしたが、休日は朝・昼・夜と回して9〜10セット、夏休み以降の休日は12〜13セットを目標に、親子で走り抜けました。

「睡眠7時間死守」の難しさと、完璧を目指さない戦略

時間を捻出するうえで、我が家にはひとつの絶対的なルールがありました。それは「睡眠時間は7時間を確保する」ということです。

睡眠不足は記憶の定着を妨げ、日中のパフォーマンスを著しく低下させます。医師としても親としても、これだけは譲れない線でした。

しかし、現実は計算通りにはいきません。夜遅くまで頭をフル回転させて勉強した後は、交感神経が高ぶっているためか、布団に入っても娘はなかなか寝付けないことが多かったのです。結果として睡眠時間が削られ、翌朝はなかなか起きられない……という日々の連続でした(ちなみに、娘は中学生になった今でも朝は弱いです)。

だからこそ、「全部を完璧にやろうとしない」という戦略が必要でした。

夜の限られた2セットの時間で、残ったおしながきをすべて終わらせることは不可能です。「完璧でなくてもいい。今日はこの優先順位の高いものだけを確実に終わらせて、あとは寝よう」と割り切ること。その見極めこそが、親の重要な役割でした。

忙しい親だからこそ「関わり方の質」が問われる

ずっとそばについて見てあげられるご家庭と比べれば、私が娘と勉強に向き合える時間は圧倒的に短かったはずです。しかし、時間が限られているからこそ、ダラダラと付き合うのではなく、要点を絞って短時間で質の高い関わり方をするよう心がけました。

朝の「おしながき」で方向性を示し、夜は短い時間でも本気で向き合う。

「お父さんはちゃんと見てくれている」「一緒に戦ってくれている」という安心感が伝われば、子どもは限られた時間のなかでも力を発揮してくれます。

時間の長さよりも、どう向き合うか。

忙しいからこそ、その「関わり方の質」が問われているのだと感じた日々でした。

🏁 Part 2 のまとめ|時間は量ではなく「質の高い関わり」で決まる

「全部完璧にやろうとしない」割り切りと、朝夕の夫婦連携システムがあるからこそ、多忙な仕事と伴走を両立できました。
時間が限られているからこそ、ダラダラと付き合うのではなく要点を絞った「質の高い関わり」が子どもの集中力を最大限に引き出します。

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【part1】受験は子どもの戦いではなく、親子のプロジェクトだった
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【part3】偏差値ではなく「基礎の穴」を見る。モチベーションを変えた親の役割
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とぱぷー(外科医の父)
著者プロフィール

とぱぷー(外科医の父)

当サイト(https://www.yuttari-kuma.com)は、外科系医師である“とぱぷー”が娘の中学受験に伴走したリアルな成績データと合格戦略を記録する『とぱぷーの受験戦略記』の公式ブログです。

小5秋(偏差値40)から伴走スタート。診察室の思考法とデジタル・データ活用(手書き計画票『おしながき』・完全PDF化・AIノート)を駆使し、家族のメンタルケアにも寄り添いながら第一志望校への逆転合格を達成!

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